全国主要漁港の水揚げ量ランキング 2024年

スポンサーリンク

釧路が日本一、銚子は惜しくも2位

2023年に続き、釧路漁港が水揚げ量日本一となりました。
銚子漁港はがなぜ2位だったのかなど詳しく解説していきます。

2024年(令和6年)漁港別水揚量ランキングTOP50

農林水産省が公表した最新データによると、北海道の釧路漁港が13年ぶりに首位に返り咲きました。長らくトップを守ってきた銚子漁港は、マイワシの不漁により2位となりました。

順位漁港名都道府県水揚量 (t)主要魚種前年比
1釧路北海道173,659マイワシ、スケトウダラ91.7%
2銚子千葉県146,548マイワシ、サバ、サンマ77.6%
3境港鳥取県125,654マイワシ、マサバ、カニ104.6%
4焼津静岡県125,251カツオ、マグロ105.3%
5長崎長崎県118,789アジ、マサバ、タイ107.9%
6石巻宮城県98,500サバ、イワシ、銀ザケ推計
7八戸青森県85,200イカ、サバ、イワシ推計
8気仙沼宮城県72,400カツオ、サンマ、サメ推計
9根室北海道68,900サンマ、サケ、タラ推計
10稚内北海道65,300スケトウダラ、ホッケ推計
11紋別北海道62,100ホタテ、サケ、ケガニ推計
12博多福岡県58,199ブリ、タイ、アジ93.4%
13釧路(東)北海道55,400スケトウダラ推計
14豊洲東京都52,100(消費地入荷分)推計
15小名浜福島県48,600イワシ、カツオ、ヒラメ推計
16三崎神奈川県45,200マグロ推計
17塩釜宮城県42,300マグロ、カツオ推計
18浜田島根県38,500アジ、ノドグロ推計
19鹿児島鹿児島県36,800マグロ、カツオ推計
20宿毛湾高知県34,200ブリ、キビナゴ推計
21油津宮崎県31,500カツオ、マグロ推計
22唐津佐賀県29,800アジ、サバ推計
23宇和島愛媛県28,600ブリ、タイ(養殖)推計
24大船渡岩手県26,400サンマ、サケ推計
25佐伯大分県25,100アジ、ブリ推計
26下関山口県23,800フグ、アンコウ推計
27舞鶴京都府22,500サワラ、アジ推計
28氷見富山県21,200ブリ、イワシ推計
29金沢石川県20,400カニ、ブリ推計
30酒田山形県19,700イカ、ハタハタ推計
31網走北海道18,600ホタテ、サケ推計
32男鹿秋田県17,900ハタハタ、タイ推計
33沼津静岡県16,500アジ、サバ推計
34館山千葉県15,800定置網魚種推計
35勝浦和歌山県14,900マグロ推計
36室戸高知県14,200カツオ、キンメダイ推計
37佐世保長崎県13,800アジ、サバ推計
38大社島根県13,100ブリ、イワシ推計
39福井福井県12,500カニ、甘エビ推計
40徳島徳島県11,800ハモ、シラス推計
41高松香川県11,200サワラ、イカナゴ推計
42岡山岡山県10,500カキ、サワラ推計
43広島広島県9,800カキ、シラス推計
44那覇沖縄県9,200マグロ、ソデイカ推計
45神戸兵庫県8,700イカナゴ、シラス推計
46大阪大阪府8,200イワシ、シラス推計
47岸和田大阪府7,600シラス推計
48尼崎兵庫県7,100貝類推計
49苅田福岡県6,500貝類、エビ推計
50臼杵大分県6,200太刀魚、アジ推計

魚種別漁獲動向:カツオが26.5%増、一方でホタテは21%減

令和6年の統計で特筆すべきは魚種による極端な明暗です。黒潮の影響でカツオが豊漁となった一方、海水温の上昇により養殖ホタテは記録的な減少となりました。

なぜ銚子漁港は順位を落としたのか?

銚子漁港の不調の最大の原因は、港の稼ぎ頭であるマイワシの漁場が北へ移動したことにあります。黒潮大蛇行の長期化が海流を変え、イワシの群れが冷たい水を求めて道東沖へと移ってしまったのです。

「金額日本一」博多漁港に学ぶこれからの水産業

重量では12位の博多漁港が、水揚げ金額で日本一となった事実は重要です。低単価な魚を大量に獲るモデルから、高単価な魚を最高の鮮度で届ける「価値追求型」へのシフトが、日本の漁業の生き残り戦略となります。

気候変動と共生する「スマート水産業」の時代へ

2024年の統計は、従来の漁業モデルの限界を示唆しています。これからはAIやデータ活用による漁場予測、そして徹底した資源管理が不可欠です。本サイトでは、今後も最新の統計データと海洋情報をもとに、日本の海の「今」を伝えていきます。

タイトルとURLをコピーしました