2024年(令和6年)全国カツオ水揚げ量ランキングTOP20

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気仙沼・焼津の圧倒的実績

最新の農林水産省「令和6年漁業・養殖業生産統計」に基づき、カツオ水揚げ量の全国トップ20漁港を公開。28年連続日本一の気仙沼漁港から、高知・土佐清水の伝統の味まで、アナリストが徹底解説します。

2024年度のカツオ漁況:前年比126%の歴史的な豊漁

2024年の日本のカツオ漁は、全国合計で24万3,100tを記録し、前年から約5万t(26.5%)の増加となりました。海洋熱波による海水温の上昇が漁期の延長をもたらし、特に三陸沖や道東沖では12月まで活発な操業が続きました。

2024年 全国主要漁港「カツオ」水揚げ量ランキング TOP20

冷凍拠点である焼津、生鮮拠点である気仙沼を筆頭に、全国20の主要漁港をピックアップしました。

順位漁港名都道府県推計水揚げ量(t)備考
1焼津漁港静岡県112,416冷凍カツオ国内最大拠点
2枕崎漁港鹿児島県41,833海外まき網・鰹節原料
3気仙沼漁港宮城県33,872生鮮カツオ28年連続日本一
4山川漁港鹿児島県5,500加工用冷凍拠点
5勝浦漁港千葉県5,086関東生鮮供給の中心
6女川漁港宮城県4,800三陸沖の好漁場
7須崎漁港高知県4,200近海拠点の躍進
8土佐清水漁港高知県3,900伝統的な鮮度管理
9油津漁港宮崎県3,500初ガツオの重要拠点
10三崎漁港神奈川県2,800入札機能が充実
11和具漁港三重県2,400志摩の一本釣り拠点
12尾鷲漁港三重県2,100安定した沿岸供給
13串本漁港和歌山県1,900黒潮の恵みを受ける港
14室戸漁港高知県1,700高付加価値ブランド
15八戸漁港青森県1,500漁期延長により増加
16神津島・八丈島東京都1,300離島周辺の好漁場
17境港漁港鳥取県1,100日本海側の重要拠点
18長崎漁港長崎県950西日本の資源を補足
19塩釜漁港宮城県850近海鮮魚の集積地
20銚子漁港千葉県700南下の群れを補足

カツオの本場・高知土佐清水の味を自宅で

ランキング8位にランクインした高知県の土佐清水漁港は、古くからカツオのたたき発祥の地の一つとも言われ、その品質は全国の食通から高く評価されています。2024年の豊漁により、脂の乗りが抜群な個体が非常にリーズナブルに流通しています。

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なぜ2024年はこれほど獲れたのか

最大の要因は「海洋環境の異常」への適応です。

  • 海洋熱波: 太平洋側の海水温が平年より高く、カツオの南下が遅れた結果、漁場が長期にわたって維持されました。
  • 黒潮大蛇行: 通常は不漁要因とされる大蛇行ですが、2024年は和歌山や徳島、高知沿岸に暖水が回り込み、予想に反して近海での漁獲が急増しました。

引用・参考資料

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