勝浦漁港は千葉県勝浦市浜勝浦にある第3種漁港です。内浦湾の東側にあり、外房エリア最大の港として知られています。
日本有数のカツオの水揚げ港であり、外房地域の漁業の流通・防災の拠点です。
南房総国定指定公園の指定区域内にあり、また、400年の伝統を誇る毎日開催の朝市も人気です。
他にも勝浦大漁まつりやかつうら若潮まつりなどイベントも盛り沢山です。
名称 | 勝浦漁港(かつうらぎょこう) |
漁港の種類 | 第3種漁港 |
所在地 | 〒299-5233 千葉県勝浦市浜勝浦370 |
漁港指定 | 昭和26年7月10日農林省告示第255号 |
海岸保全区域指定 | 昭和61年11月14日千葉県告示第1060号 |
漁港管理者 | 千葉県農林水産部水産局 |
漁港番号 | 1930030 |
漁業協同組合 | 勝浦漁業協同組合 |
公式サイト | 勝浦漁港(千葉県) |
勝浦漁港の釣り情報
勝浦漁港の一部のエリア(市場前の岸壁など)は釣りが禁止されており、釣り人と漁港側の間で駐車やゴミに関するトラブルが問題となり、2023年現在、朝4時から夕方4時までは全面的に釣りが禁止されています(16時から翌朝4時までは釣りが可能です)。また、赤灯波止全体と墨名堤防の先端は常時立入禁止となっています。
アジは港内や堤防から狙うことができ、群れが入ってくれば束近く釣れることもあります。昼間でも釣れますが、夕方から夜にかけてが特にねらい目となります。釣り方としては、サビキ釣りが主流ですが、近年では極小のジグヘッドとワームを使用したルアーフィッシング(アジング)で狙う方も増えています。また、大物を狙う際にはカゴ釣りも有効です。
アジがよく釣れる時期には、これを狙って大物も寄ってくる可能性があり、釣れたアジをエサにして泳がせ釣りでヒラメや青物を狙うのも面白いでしょう。
ルアーフィッシングでは、シーバスやカマス、メッキが狙え、夏から秋にはショアジギングでソウダガツオやイナダ、ショゴ(カンパチ)などの回遊魚も釣ることができます。他にも、ウキフカセやダンゴ釣りでクロダイ、エギングでアオリイカ、チョイ投げでキスなどを狙うことができます。
勝浦漁港周辺では、季節や潮の状態によっても釣れる魚が変わるので、その辺りも考慮して計画をたてましょう。
釣りに関する注意点
堤防や岩場での釣りには安全対策が重要です。滑りやすい場所や危険な場所には注意し、必要に応じて安全な装備を持参しましょう。
漁港内の一部エリアは立ち入り禁止のこともあります。現地の看板や地元の指示に従ってください。
魚を放流するエリアや、ゴミは必ず持ち帰りましょう。騒音を避け、地元住民への配慮を心掛けてください。
特定の魚種については禁漁期間が設定されている場合があるので、事前に確認が必要です。
勝浦漁港周辺で釣れる魚
春 | アジ ・ イワシ ・ カマス ・ サヨリ ・ クロダイ ・ アオリイカ ・ キス ・ ヒラメ |
夏 | アジ ・ イワシ ・ カマス ・ メッキ ・ クロダイ ・ アオリイカ ・ ソウダガツオ ・ ショゴ(カンパチ) ・ イナダ |
秋 | アジ ・ イワシ ・ カマス ・ サヨリ ・ メッキ ・ クロダイ ・ アオリイカ ・ ソウダガツオ ・ ショゴ(カンパチ) ・ イナダ ・ ヒラメ |
冬 | アジ ・ イワシ ・ カマス ・ クロダイ ・ アオリイカ ・ キス |
駐車場情報
無料駐車場の利用時間は6時30分から22時までとなっており、漁港隣にある料金無料の墨名市営駐車場を利用すると便利です。
トイレ情報
駐車場の端には公衆トイレも備えられています。
勝浦漁港周辺の施設
コンビニ、釣具店が近くにあります。
勝浦漁港周辺のイベント情報
勝浦漁港周辺では「かつうら若潮まつり(花火大会)」や「勝浦大漁まつり」、「かつうらビッグひな祭り」が開催されます。
勝浦漁港周辺の漁港市場情報
勝浦漁港周辺では「勝浦朝市」が開催されています。