三浦漁港

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神津島の南部に位置し、真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる多幸湾(たこうわん)の懐に抱かれた「三浦(みうら)漁港」。ここは「水配り伝説」が残る神秘の島・神津島において、黒潮が運ぶ一級の大型魚がダイレクトに接岸するショアジギングの最前線基地です。2025年、黒潮が「非大蛇行接岸流路」へと移行する中で、三浦漁港周辺ではシマアジやカンパチの回遊が爆発的に増加 。1498年の明応地震による巨大津波を耐え抜いた歴史の地に立つ防波堤は、今や10kg超の巨大青物を狙う遠征アングラーの聖域となっています。2026年の爆釣予測を見据え、神津島が誇る「多幸(たこう)」の名に相応しい至福の釣行ガイドをお届けします。

三浦漁港の基本スペック・施設情報

三浦漁港は東京都が管理する第4種漁港であり、荒天時の避難港としても極めて重要な役割を担っています。客船が発着する多幸湾の桟橋と隣接しており、足場が良く、島の玄関口としての機能とフィッシングフィールドとしての実力を兼ね備えています。

漁港名 三浦漁港(みうらぎょこう)
漁港種類 第4種漁港(管理者:東京都) [1]
所在地 東京都神津島村多幸湾
主なターゲット カンパチ、シマアジ、キハダマグロ、アオリイカ、アカハタ
駐車場 あり(多幸湾客船待合所周辺に広いスペースあり)
トイレ あり(待合所内に完備。非常に清潔で使いやすいです)
アクセス 神津島空港より車で約10分。前浜港より車で約15分。

地形と潮回り:天上山が育む「白い砂漠と黒潮の収束点」

三浦漁港の背後には、神津島のシンボルである天上山(てんじょうさん)の峻険な断崖がそびえ立ち、その崩落した白い砂が海底に美しい砂地を形成しています。2025年の潮流調査では、黒潮の分枝流が多幸湾の入り口で複雑な反転流を作り出し、砂地と岩礁が混在するエリアに大量のキビナゴやムロアジをストックしていることが確認されました。

2026年にかけては、黒潮が神津島のすぐ南を通過する「接岸流路」が予測されており、潮流の強さが増すことで、シマアジの3kgオーバーや良型カンパチの接岸が確実視されています 。特に大潮の上げ潮時には、防波堤の先端をかすめるように流れる「本流」を攻略できるかどうかが、勝負の分かれ目となります。

三浦漁港・詳細ポイント攻略ガイド:2025-2026年最新戦略

① 外防波堤・先端(ショアジギング&遠投カゴ)

三浦漁港最大のハイポイント。2025年の最新戦略は、八丈島でも絶大な威力を発揮した「ハリノヤマ 250g」のリアバランスを用いたディープ攻略です。水深20m以深の底付近を漂わせるバックライドアクションに、シマアジが好反応を示しています。また、神津島伝統の「遠投カゴ釣り」では、2026年春に向けて50cm超の尾長メジナへの期待が高まっています。

② 客船桟橋周辺(アオリイカ&ライトゲーム)

足場が完璧で、夜釣りに最適なポイント。2025年は「エギ王K 3.5号」の軍艦グリーンやシャローモデルを用いたドリフト釣法が定番となりました。黒潮の影響で通年アオリイカが狙えますが、特に2025年12月からは2kgクラスの大型個体の入荷が早まっています。夜間は常夜灯周辺でアジングやメバリングも楽しめます。

③ テトラ帯・岩礁際(アカハタ&イシダイ)

天上山の崩石が沈む根魚の楽園。2025年のヒットルアーは「タイポン 60g」や「ヒメポン 60g」で、着底後のクイックな跳ね上げにアカハタが猛烈にバイトします。根掛かりが非常に激しいため、2026年に向けてはオフセットフックを用いた高比重ワームのノーシンカーリグも注目の釣法です。

水配り伝説と明応地震の教訓|神々の集う港

三浦漁港が位置する多幸湾周辺には、伊豆諸島の成り立ちに関わる神話が息づいています。

神津島の「水配り伝説」

昔々、伊豆の神々が神津島に集まり、各島への水の配分を話し合ったという伝説があります。三浦漁港のすぐ近くにある「多幸湧水」は、その際に神々が最後の一滴まで分かち合った恵みの水とされ、今なお枯れることなく湧き出し、アングラーの喉を潤しています。この清らかな水が、神津島の豊かな生態系を支える根源となっています。

1498年「明応地震」の記憶

1498年(明応7年)に発生した明応地震では、伊豆諸島全域を巨大津波が襲いました。神津島でも激しい潮位変動が記録されており、三浦漁港の強固な防波堤は、こうした数百年に一度の天災から島を守るための防災拠点として設計されています 。天上山の白い砂は、過去の噴火や地殻変動の歴史を今に伝える、神津島ならではの景観です。

2025年 神津島・三浦漁港の最新ニュース

  • 【2025年秋】キハダ・カツオのボイル多発: 黒潮の接岸に伴い、多幸湾内でキハダマグロのナブラが連日発生。ショアキャスティングで数釣りが楽しめる異例の事態となりました。
  • 【最新】2025年12月 多幸湾客船待合所リニューアル: 観光案内機能が強化され、釣況情報の共有もスムーズになりました。レンタサイクルも完備され、港内移動が快適です。
  • 【2026年予測】黒潮接岸流路の定着: 2026年1月、黒潮が「非大蛇行接岸流路」へ完全に移行する予測で、大型シマアジの当たり年になると期待されています 。

施設情報と神津島の「至宝グルメ」

  • 金目鯛の煮付け: 神津島といえば「金目」。地元の飲食店「よっちゃーれセンター」等で提供される煮付けは、2025年も変わらぬ濃厚な味わいです。
  • 赤いか(ケンサキイカ): 神津島の特産品。甘みが強く、2025年に登場した「赤いか漬け丼」はアングラーのランチとして絶大な支持を得ています 。
  • 多幸湧水: 港から徒歩数分。無料で汲める神聖な湧水は、釣行時の水分補給や、コーヒーを淹れるのに最適です。

安全設備とルール:津波避難とマナー

  • 揺れを感じたら高台(天上山方面)へ: 明応地震の史実に学び、地震発生時は即座に「天上山登山道」方向の高台へ避難してください。
  • 客船優先の徹底: 三浦漁港は大型客船の避難港・予備港です。客船入港時は係員の指示に従い、速やかに竿を上げましょう。
  • 2025年台風22号の教訓: 台風時には高波が防波堤を越えることがあります。波高予報を厳守し、無理な入釣は厳禁です 。

三浦漁港を愛するアングラーの心得

神々が宿る神津島の海を守るため、以下のルールを遵守しましょう。

  • ゴミの完全回収: 白い砂浜を汚す行為は、釣り場閉鎖に直結します。ラインの切れ端一つ残さない美徳を持ちましょう。
  • 資源保護: アカハタなどの根魚は30cm以下の個体をリリースし、持続可能な漁場を守りましょう 。
  • ライフジャケットの着用: 防波堤が高いため、落水時の生存率を高める浮力材入りベストの着用を強く推奨します。
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