阿古漁港

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三宅島の西の玄関口であり、溶岩流が海に流れ込んだダイナミックな景観の中に位置する「阿古(あこ)漁港」。かつて1983年の大噴火で旧港が溶岩に飲み込まれるという衝撃的な歴史を持ちながら、現在は「阿古地区の再生」を象徴する広大な港として蘇りました。2025年、周辺の溶岩帯「サビヶ浜」周辺では、良型のアカハタやシマアジが接岸し、ショア・オフショア共に好釣果を記録しています [2]。黒潮の影響を色濃く受ける2026年に向け、新たな巨大魚伝説がここ阿古から始まろうとしています。温泉施設「ふるさと体験ビレッジ」に隣接し、釣りと癒やしが融合する三宅島最大の拠点を徹底解説します。

阿古漁港の基本スペック・施設情報

阿古漁港は、東京都が管理する第4種漁港(避難港)です。定期船「さるびあ丸」が接岸する三宅島のメインポートであり、大型船が着岸できるよう深い水深と巨大な防波堤を備えています。

漁港名 阿古漁港(あこぎょこう)
漁港種類 第4種漁港(管理者:東京都)
所在地 東京都三宅島三宅村阿古
主なターゲット シマアジ、カンパチ、アカハタ、メジナ、アオリイカ
駐車場 あり(定期船発着所周辺に広いスペースあり)
トイレ あり(客船待合所「ここぽーと」内に完備。非常に衛生的です)
アクセス 三宅島空港より車で約15分。東海汽船定期船で「錆ヶ浜港(阿古)」下船すぐ。

地形と潮回り:溶岩が作り出した「根」の迷宮

阿古漁港の周辺は、過去の噴火で流出した溶岩が複雑な根を形成しています。堤防の周囲も基礎となる石組が巨大なアパートメントのように根魚をストックしており、2025年の最新調査ではアカハタの個体数が非常に安定していることが判明しました [2]。黒潮が蛇行を終え、2026年にかけて三宅島のすぐ北側を通過する予測となっており、表層の「本流」が阿古の堤防に当たることで、カツオや大型青物が港内に迷い込むチャンスも増えています。

特に「二重潮」が発生しやすい海域ですが、阿古漁港は防波堤が長く、潮をブロックする面と通す面がはっきりしているため、ビギナーからエキスパートまでターゲットを絞りやすいのが魅力です。

阿古漁港・詳細ポイント攻略ガイド:2025年最新版

① 錆ヶ浜大堤防・先端(シマアジ&大型青物)

定期船も発着する超巨大堤防。2025年のトレンドは、八丈島でも有効とされている「ハリノヤマ 250g」のリアバランス設定を用いたディープ攻略です [2]。足元から10m以上の水深があるため、ボトム付近に潜む大型シマアジを、スロージギングで狙うアングラーが増えています。

② 阿古旧港周辺・溶岩地帯(アカハタ&カサゴ)

溶岩が剥き出しになったロックフィッシュの楽園。2025年のヒットルアーは「タイポン 60g」や「ヒメポン 60g」で、着底後のクイックな跳ね上げアクションが絶大な効果を発揮しています [2]。30cm超えのアカハタが、足元の溶岩の隙間から猛烈に飛び出します。

③ 客船待合所「ここぽーと」前(ファミリー&サビキ)

足場が完璧に舗装されており、ファミリーに最適。2025年夏にはムロアジの群れが入港し、サビキ釣りで鈴なりになる光景が見られました。サバやイワシも混じるため、島の夕食のおかず確保に最適です。

1983年・2000年噴火の再生史|溶岩を貫く「生命の港」

阿古漁港を語る上で、火山との闘いは欠かせません。

「阿古溶岩流」による旧集落の消失

1983年(昭和58年)の噴火では、溶岩流が阿古集落を襲い、約400棟の家屋を飲み込みました。旧阿古漁港もこの時、溶岩によって半分以上が埋没しました。現在、漁港の隣には「阿古溶岩流遊歩道」が整備されており、当時の凄まじい自然の威力を目の当たりにできます。

復興のシンボル「錆ヶ浜(阿古)港」

現在の阿古漁港は、溶岩の被害を受けにくい場所に新たに設計され、2000年の噴火による全島避難後も、物資輸送の拠点として真っ先に稼働しました。噴火という過酷な経験を糧に、より強固で機能的な港へと進化を遂げたのです。

2025年 三宅島・阿古漁港の最新ニュース

  • 【2025年11月】阿古温泉「ふるさとの湯」盛況: 台風の影響もなく、12月も元気に営業中。釣行後の冷えた体を癒やすアングラーで賑わっています。
  • 【最新】2025年9月 カツオのボイル発生: 港外100m付近でカツオのナブラが連日発生。ショアキャスティングで3kgクラスのキャッチ報告が相次ぎました。
  • 【話題】「ジオ釣り」の提唱: 2026年に向け、溶岩の起伏を読んでターゲットを狙い打つ「ジオ釣り」が三宅島独自のフィッシングスタイルとして注目されています。

施設情報と阿古の「パワーグルメ」

  • 三宅島ふるさと体験ビレッジ(温泉): 漁港から徒歩圏内。露天風呂から太平洋を一望でき、釣りの疲れをリセットできます。
  • 明日葉くさやマヨネーズ: 三宅島の定番おつまみ。阿古の飲食店では、ボリューム満点の「明日葉天ぷら」と共に提供されるのが通例です。
  • 地魚料理「みやけ荘」: 漁港近くの名店。2025年も、その日に水揚げされた地魚の刺身定食が観光客に大人気です。

安全設備とルール:避難指標とマナー

  • 火山ガス規制に従う: 阿古地区は安全ですが、島内の一部には立ち入り禁止区域があります。現地の誘導看板を必ず確認しましょう。
  • 強い地震時は「ふるさと公園」の高台へ: 1605年の慶長地震などの教訓に基づき、津波警報発令時は即座に高台へ避難してください。
  • テトラ帯の危険性: 阿古漁港の消波ブロックは非常に巨大で隙間が深いため、滑落の危険がある箇所の釣りは厳禁です。

阿古漁港を愛するアングラーの心得

三宅島のシンボルであるこの港を守るため、以下のルールを厳守しましょう。

  • ゴミの完全回収: 定期船が発着する「島の顔」である港を汚さないよう、ゴミは必ず持ち帰ってください。
  • 客船運航の妨げ禁止: 定期船「さるびあ丸」の入出港時は、指定された区域から離れ、航行の邪魔にならないよう配慮してください。
  • 資源保護: アカハタなどの定着性の強い魚は、30cm以下の個体をリリースし、次世代へ繋ぎましょう [2]。
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